岩手大学の卒業式が23日に、岩手県民会館で行われました。4年前の入学の際は、東日本大震災の直後ということで入学式は行われず、大学生活も5月からのスタートになりました。
今年度の卒業生は、4学部あわせて1122人で、岩渕明学長から各学部の総代に学位記が授与されました。そして岩渕明学長は震災について触れ、「いまだ復興途上にも関わらず、既に風化という問題が指摘されている。皆さんは伝道師としての役割を担ってほしい」と卒業生を激励しました。
卒業生を代表して教育学部の佐々木篤志さんが「ここで学んだことの意義をかみしめ、それぞれの分野に生かし、一人一人が託された使命を精一杯果たする」と答辞を述べました。
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